Planet Arch Linux JP

rsync の互換性について

January 15, 2020 10:44 PM

rsync パッケージはバージョン 3.1.0 までの古い --compress オプションとの互換性維持のため自前の zlib を同梱していました。バージョン 3.1.1 は 2014-06-22 にリリースされ、現在は全ての主要なディストリビューションでこれが配信されています。

なので、同梱していた zlib をドロップし、システムの zlib パッケージを利用するようにし配信することにしました。この変更により現在のセキュリティ問題だけでなく将来のものも修正されます。 rsync 3.1.3-3 でエラーが発生した場合は古いバージョンを動作させているユーザーに非があります。

Christian Hesse@公式ニュース

今後、パッケージの圧縮は xz に代わり Zstandard が利用されます

January 05, 2020 07:13 PM

2019年12月27日金曜日にメーリングリストでアナウンスされたように、パッケージの圧縮方式が xz (.pkg.tar.xz) から zstd (.pkg.tar.zst) に変更されました。

xz から zstd に変更することにより圧縮率が悪化します。オプションを指定し全てのパッケージを再圧縮すると、合計でおよそ 0.8% サイズが増加しますが、パッケージの展開速度は約 1300% 高速化されます。

リポジトリには545を超える zstd 圧縮されたパッケージが既にあり、パッケージが更新されると更に置き換わっていくでしょう。今の所、ユーザーが直面している問題は確認されていないので、うまく動作しているようです。

パッケージ作成者の方は最新の devtools (>= 20191227) を利用している場合、自動的に .pkg.tar.zst 形式のパッケージが作成されるようになります。
エンドユーザーの方は昨年末からのニュースを読んでいる場合には対応作業は不要です。

libarchive を2018年から更新していない場合でも対応策はまだあります。Trusted User 鍵で署名された pacman-static のバイナリが Eli Schwartz の個人リポジトリから入手でき、これを利用することでアップデートが実行できます。

Robin Broda@公式ニュース

Xorg cleanup の影響で対応作業が必要です

December 20, 2019 03:07 PM

Xorg cleanup の過程で更新には対応作業が必要です。以下のようなメッセージが出力される場合:

:: installing xorgproto (2019.2-2) breaks dependency 'inputproto' required by lib32-libxi
:: installing xorgproto (2019.2-2) breaks dependency 'dmxproto' required by libdmx
:: installing xorgproto (2019.2-2) breaks dependency 'xf86dgaproto' required by libxxf86dga

更新時にこちらのコマンドを使用してください: pacman -Rdd libdmx libxxf86dga && pacman -Syu 更新後には安全に "xorgproto" パッケージを削除することができます。

Andreas Radke@公式ニュース

primus_vk 1.3-1 以降へのアップデートでは手動の作業が必要です

November 25, 2019 03:28 PM

バージョン 1.3-1 よりも前の primus_vk パッケージでは soname リンクが一部不足していました。1.3-1 で修正されたため、アップデート時に未追跡の soname リンクを上書きする必要があります。以下のようなエラーが表示された場合:

primus_vk: /usr/lib/libnv_vulkan_wrapper.so.1 exists in filesystem
primus_vk: /usr/lib/libprimus_vk.so.1 exists in filesystem

以下のコマンドでアップデートしてください:

pacman -Syu --overwrite=/usr/lib/libnv_vulkan_wrapper.so.1,/usr/lib/libprimus_vk.so.1

Giancarlo Razzolini@公式ニュース

新しいカーネルパッケージと mkinitcpio フック

November 11, 2019 10:40 PM

全ての公式カーネル: linux, linux-lts, linux-zen, linux-hardened はカーネルを /boot にインストールしなくなりました。

/boot へのインストール、削除は mkinitcpio のフックとスクリプトにより行われます。これについて対応作業は不要です。

この変更の目的はカーネルパッケージの自己完結性を高め、ブートプロセスの柔軟性を高めると同時に下位互換性を維持することです。

現在は mkinitcpio のみがカーネルのインストール、削除を行うフックを備えています。まだ dracut はこの変更に対応していませんが、近いうちに同様のフックが実装されるでしょう。

Giancarlo Razzolini@公式ニュース

arch-announce メーリングリストにおける最近のメールについての説明

October 26, 2019 04:08 PM

今日、 mailman によるホワイトリストチェックを迂回して1件のメールが arch-announce メーリングリストに送信されました。これは不正アクセスに起因するものではなく、 Arch Linux サーバーは侵入されていません。

mailman の poster password 機能を利用し、この問題が再度発生しないよう対策を施しました。また、問題の単純なホワイトリストチェックが他に使用されていないことを確認しています。

追記: poster password が機能していることを確認するため、今日2件目のメールが送信されました。このメールは意図的に送信され、いかなるチェックも迂回しませんでした。

Giancarlo Razzolini@公式ニュース

2018年9月以降にリリースされた libarchive へのアップデートが必要です

October 16, 2019 11:00 PM

圧縮アルゴリズム zstdxz 並の圧縮率を維持しつつ高速な圧縮や展開を実現します。これによって pacman によるパッケージインストールが高速化されます。特にデメリットはありません。

近々ある pacman 5.2 のリリースでは zstd を用いたパッケージの圧縮をサポートしたビルドツールを提供します。zstd で圧縮されたパッケージをインストールするには2018年9月にリポジトリ入りした zstd をサポートした libarchive が必要になります。zstd で圧縮されたパッケージを配布していくのにあたって、全てのユーザーが libarchive 3.3.3-1 以上へのアップデートを終えている必要があります。リリースされてから一年経っているので、おそらく既にアップデートを終えていると思います。万が一アップデートしていない場合には急いでください。

カスタムスクリプトを使用している場合にはハードコードされたファイル拡張子に依存しないように注意してください。zstd で圧縮されたパッケージの拡張子は .pkg.tar.zst になる予定です。

Christian Hesse@公式ニュース

`base` グループは必須の `base` パッケージに置き換えられました - 対応作業が必要です

October 07, 2019 11:07 PM

base グループは同名のメタパッケージに置き換えられました。これからこのパッケージが必須パッケージとなるので、追加でインストール (pacman -Syu base) することを勧めます。

今後はこの base パッケージがインストールされていることを前提にサポートを行います。

追記:
現在、base に以下は含まれていません:
- カーネル
- エディタ
その他インストールされなくなる基本的なソフトウェアがあるため、今後は新規インストール時にそれらを個別にインストールする必要があります。

Robin Broda@公式ニュース

astyle 3.1-2 以降への更新は手動で作業が必要です

August 27, 2019 09:18 PM

astyle 3.1-2 より前のパッケージは soname link が欠けています。これはバージョン 3.1-2 で修正されたので、更新には ldconfig が自動生成した追跡されない soname link を上書きする必要があります。更新時に以下のようなエラーに遭遇した場合、

astyle: /usr/lib/libastyle.so.3 exists in filesystem

以下のコマンド

pacman -Suy --overwrite usr/lib/libastyle.so.3

を利用して更新してください。

Antonio Rojas@公式ニュース

tensorflow 1.14.0-5 以降への更新は手動で作業が必要です

August 22, 2019 10:20 PM

tensorflow 1.14.0-5 より古いパッケージは何個か soname links が欠けています。 これはバージョン 1.14.0-5 で修正されたので、更新時には ldconfig が生成した追跡されないファイルを上書きする必要があります。更新時に以下のようなエラーに遭遇した場合

tensorflow: /usr/lib/libtensorflow.so.1 exists in filesystem
tensorflow: /usr/lib/libtensorflow_cc.so.1 exists in filesystem
tensorflow: /usr/lib/libtensorflow_framework.so.1 exists in filesystem

以下のコマンド

pacman -Suy --overwrite=usr/lib/libtensorflow.so.1,usr/lib/libtensorflow_cc.so.1,usr/lib/libtensorflow_framework.so.1

を利用して更新してください。

Konstantin Gizdov@公式ニュース

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最終更新日時: January 21, 2020 01:22 PM。